ご挨拶

このたび、第19回日本ヒト脳機能マッピング学会を、2017年3月9日(木)・10日(金)の両日に、京都大学・百周年時計台記念館で開催することになりました。

本学会は、脳の病態に関係する分野の臨床医(脳神経外科、神経内科、精神科、放射線診断科など)、人の脳機能に関心を寄せる神経科学者・心理学者、さらには技術開発などに関わる工学・情報学の専門家が集まる、極めて学際色の強い学会です。

今回の大会のテーマは「ニューロイメージングの社会への実装」としました。発展の著しいニューロイメージングの知見を、広く実社会で活用していくあり方、可能性、方向性についての情報交換、議論の場となることを目指します。

特別講演には、脳機能マッピングという研究分野そのものの第一人者であり、世界標準のMRI画像解析ソフトSPMの開発者でもあるKarl Friston教授を、Wellcome Trust Centre for Neuroimaging (Institute of Neurology, University College London)より迎えます。

教育講演には河内山 隆紀先生による「結合性解析のアップデート」と池田昭夫先生による「脳画像とてんかん診療」という皆様の日々の研究や診療に役立つご講演をお願いしました。その他にも幅広いトピックにまたがる4つのランチョンセミナーも準備しています。
また、「ニューロイメージングの社会への実装」、「白質イメージングの最近のトピック」、「ニューロモジュレーションの最前線」の3つのシンポジウムを企画しています。

3月の初め、寒さは和らぎ、かといって観光客で混み過ぎない、ちょうどよい季節の京都での開催です。会員の皆様、これまで本学会に参加されたことのある皆様はもちろんのこと、脳画像研究やその応用に関心のある研究者・医師・学生などの皆様にご参加いただき、充実した学術的討論と、その後の京都でのよい時間を過ごしていただくことを願っています。

皆様からの多数の演題の応募、そして学会参加を心待ちにしています。

第19回日本ヒト脳機能マッピング学会 
会長 村井 俊哉

京都大学大学院医学研究科
脳病態生理学講座(精神医学)教授

第19回日本ヒト脳機能マッピング学会 
副会長 高橋 英彦

京都大学大学院医学研究科
脳病態生理学講座(精神医学)准教授